バル ダフリック 第３章
Bal d'Afrique Chapter 3:

マイキー・フェブラリーとジュジュの心境

2023 バル ダフリックシリーズの第3章として、南アフリカのプロサーファー、マイキー・フェブラリーとのコラボレーションによる新作は、アフリカにおけるサーフィンのヒプノティックなリズムと、彼が創り出すサーフィンの喜びとコミュニティを称えます。

「私自身、熱心なサーファーとして、このスポーツがどのように風景の中に自分を位置づけるかを理解しています。波を追い求めに行く先々で、新しい文化や同じマインドを持った人々を見つけることができるのです。そこで私たちは、マイキーのような新世代のアイコンとともに、アフリカのサーフシーンの活気にスポットライトを当てたいという思いに至りました。」 

ー ベン・ゴーラム - Byredo 創設者 兼 クリエイティブ・ディレクター

アパルトヘイトが終わり、ビーチの人種差別が撤廃される１年前にケープタウンのウッドストックで生まれたフェブラリー。ジェフリーズベイなどのサーフィンの中心地にほど近い、海のそばで育ちました。６歳からサーフィンを始めた彼は、2018年ワールドツアーの出場権を獲得した初の南アフリカ人黒人サーファーとなったのです。

「幸運にもサーフィンと海を中心にした人生を歩んでくることができ、少しずつ、しかし確実に、サーフィンがスポーツの枠を超えてどれほど素晴らしい影響力を持っているか、サーフィンが多くの人々に喜びと幸福をもたらしていることに気づきました。」

ー マイキー フェブラリー, プロサーファー

ロベルト・コロンボが監督した映画『A Juju State of Mind with Mikey February（マイキー・フェブラリーとジュジュの心境）』では、フェブラリーの波間を行きかうダイナミックな動き、カリスマ的なフリースタイルでサーフブレイクをつかみ、スポーツとアフリカの伝統的な音楽・ダンスのリズムを融合させるという彼の役割がしっかりととらえられており、波のビート、音楽のリズム-この詩的なモンタージュを通して、水の中でも外でもユニークな相乗効果が生まれ、コミュニティ全体との遊び心溢れる交流が細かく描かれています。

「アフリカのサーフィンと、そのインスピレーションの根源を見てみると、サーフィンと音楽の両方があるように思います。あるとき訪れたガーナの地域では、子供たちがサーファーである前にダンサーなのだということを目の当たりにしました。それは、サーフィンを始める前のウォーミングアップのようであり、サーフィンそのもの、サーフスタイルにそれが反映されているのがわかります。」

ー マイキー フェブラリー, プロサーファー

ダンス文化とサーフィンのリズムの間にある、あまり知られていないつながりをもとに、この映画はアフリカの波の独特なペースと感触をとらえている。フェブラリーの故郷で撮影されたこの映画は、音楽、サーフィン、そしてコミュニティが、共通の流れやエネルギーを通してひとつになる様子を描いている。

Continuing the story between Byredo and the world of surfing, a new limited-edition collection will be released in collaboration with British-born Ghanian artist and social entrepreneur Joseph Awuah-Darko. With his keen focus on the circular economy, the artist’s multi-disciplinary practice draws upon autobiographical themes of spirituality and identity, expressed through paintings and tapestry works that often begin through the weaving of found plastic. Now, four of his tapestry designs will be translated into prints on limited-edition surf t-shirts, produced in collaboration with Stockholm Surfboard Club.

Byredo will also reprise its previous collaboration with Stockholm Surfboard Club to release two new swimsuit designs imprinted with the brand’s abstract graphic motif. All proceeds from this three-way collaborative effort go to benefit Juju Surf, a non-profit organisation which supports surfing communities in Africa. 

Cutting between individual introspection and shared moments, the new chapter reflects the personal connections and collective memories at the heart of Bal d’Afrique. Over a decade since its launch, the evolution of the scent sees it embracing the core of its inspiration — the people, culture, creativity and art across Africa.